外構費用低減案(住宅メーカーとの絡み編)

材料費、人件費など物価上昇が続いていますね。なんとかコスト減できないかと、日々あれやこれやと社内でやってはいますが、限界もあります。

 

ただ、情報を知っている知らないで、単純に減額できたじゃん!というものもあります。今一度チェックしてみてください。

 

□残土処理を減額

・住宅基礎の残土が放置され、外構業者がその残土処理を見積りに含めている場合がああります。住宅基礎工事に残土処理の有無を確認してください。二重取りになっていないか。

 

・宅地を盛土する場合、外構で掘削するレベル以上に盛っていないか。盛土して、再度、外構で掘削という、二重いや三重価格になってしまう!

 

・身内に残土をもっていける場所があれば、そこに残土を持っていってもらう(適法な範囲で)。地方ですと、土地がある方がいるので、適法範囲で可能場合もあります。

 

※静岡県では不法盛土の問題もあり、現在適正処理の厳正化が施行され、かつ燃料費等の上昇からも残土処理費用があがっております。

 

□玄関ポーチの形や素材

・住宅メーカーの玄関ポーチは単純な形で設計されます。外構業者の腕の見せ所ではあるのですが、玄関ポーチの形は自由です。ですので、一度、住宅で作った玄関ポーチをまったく違う形に加工することもあります。そこで作る、壊す、作るという手順になりますので、新築の場合は、住宅着工前に外構業者と打合せしておくと良いです。

 

□雨水、排水ラインと桝位置

・これも玄関ポーチと一緒です。外構デザインがわかっていれば調整は可能です。カーポート柱の位置とも関係します。

 

□電気(照明)、と水道

・これも外構デザインで変更する場合が多いです。

 

□インターホン

 何も言わずに玄関扉横に設置する、住宅メーカーが多くなってきた印象です。外構工事にて、門柱WALLを立ててそこにインターホンを設置したい場合は、住宅メーカーに伝えないと後から工事では配線が綺麗にできませんので注意してください。

 

□デッキ(樹脂板デッキ、タイルデッキ)

 外構工事で実施の方がよいと思います。

 熟練の住宅営業や設計の方なら大丈夫かもしれませんが、お客様が「えっ、そんなこともできたの?」という方が結構多いので、外構工事でじっくり検討した方がよいと感じています。